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【2022 CFP準決勝】2分でわかる 見どころ

2022CFPが始まりました。


準決勝は、フィエスタボウルでNo.2ミシガン大とNo.3テキサスクリスチャン大(TCU)ピーチボウルでNo.1ジョージア大とNo.4オハイオ州立大と対戦します。

 

このブログでは、各チームの勝利へ道筋を紹介。
結果はYouTube等で試合観戦とともに確認してください!

(手軽に10分程度で見れるおすすめのYouTubeサイトへのリンクも貼っておきます。)


【フィエスタボウル】
No.2ミシガン大 VS.No.3テキサスクリスチャン大(TCU)

ミシガン大の勝利へ道筋はランニングゲームで圧倒すること。
ミシガン大オフェンスは61%がランプレーです。これはパワーファイブで3番目に高い数値です。

その攻撃の主役はRBブレイク コルム(#2 Blake Corum)でしたが、
コルムは今シーズン途中で怪我で欠場。代わりに出場したドノバン エドワーズ(#7 Donovan Edwards)が見事にその代役を果たしました。

ミシガン大にとって今年最大の2つの試合、オハイオ州立大とのライバル対決、
パーデュー大戦とのビッグ10チャンピオンシップで、
エドワーズは合わせて401ydを走り、キャリーあたり平均8.5ydを出しました。
対TCU戦も、エドワーズがいかに走るかがポイントとなります。

TCU の勝利へ道筋は、QBマックス ダガン(#15 Max Duggan) が起こす魔法のようなパフォーマンスを見せること。
魔法のようなパフォーマンスは、デイビー オブライエン賞(Davey O'Brien Award=すべてのNCAAクォーターバックの中で最高であると判断されたカレッジフットボール選手)受賞のダガンにとって、決して不可能なことではありません。
今シーズンのTCU、そしてQBダガンは「持っています」。

はたして、彼はミシガン大のディフェンスを打ち破ることができるか。


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【ピーチボウル】
No.2ミシガン大 VS.No.4オハイオ州立大

ジョージア大の勝利への道筋は、油断せず、戦いに向けて十分にそなえること。

シーズン中危なげない試合を展開してきたジョージア大。ミシガン大戦でコケましたオハイオ州立大ですが、そのディフェンスは、SP+ランクで15位の守備力をもっていて、決して侮れない相手です。オフェンスもSP+で4位。


ジョージア大オフェンスはAP+ランク16位ですが、守備15位以上のチームとの対戦はシーズン中で、ケンタッキー大としか対戦がなく、対策を十分に考えておく必要があります。油断したらUP SETもあり得ます。

 

一方オハイオ州立大学の勝利への道筋は、QB C.J. ストラウド(#7 C.J. Stroud)を守りきること。

ストラウドは、プレッシャーのない状況からパスした場合のパサーレイティングが134.7で、これは全米1位(PFF調べ)。

が、プレッシャー下のプレーは最悪で、いかにストラウドを守るかが勝敗の分かれ目になります。

また、ジョージア大ディフェンスは、昨年5人のディフェンダーがドラフトの1st-round pickで抜けたとはいえ、依然として高い守備力を持つディフェンスは健在(AP+ランク2位)。

特にジャレン カーター(#88 Jalen Carter)をいかに無力化させるかがポイントとなります。


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