【2022 ニューイヤーズシックスボウル】CFP以外のニューイヤーズシックスボウルの見どころ
ニューイヤーズシックスボウルとは、
オレンジボウル、シュガーボウル、フィエスタボウル、ピーチボウル、コットンボウル、ローズボウルの6つのボウルゲームのことです。
年末年始に行われるボウルゲームは、41ありますが、その年のトップチームが対戦するこの6つのボウルゲームは注目度が他のものとは違います。
ニューイヤーズ近年は、CFP準決勝はニューイヤーズシックスボウルで行われるようになり、さらに注目度が高まっていますが、
ここでは、CFP以外の4つのニューイヤーズシックスボウルの見どころ紹介します。
結果はYouTube等での試合観戦とともに確認してください!
(手軽に10分程度で見れるおすすめのYouTubeサイトへのリンクも貼っておきます。)
①【オレンジボウル】
No.6 テネシー大 VS.No.7 クレムソン大
テネシー大にとっては、今年は大躍進の一年でした。一時は初のCFPラインキング1位になったことも…
テネシー大がランキングのトップになったのは1998年以来のことで、ニューイヤーズシックスボウル出場は、18年ぶり。
是非勝利で終わり、一年を締めくくりたいところ。
試合はテネシー大とクレムソン大は両チームとも、バックアップQB対決に注目です。
ACLを断裂したヘンドン フッカー(#5 Hendon Hooker)に代わり、
レッドシャツシニアのジョー ミルトンIII (#7 Joe Milton III) が先発見込み。
来年は、超高校級QBイアマレアバの入学が決まっていて、オレンジボウルで来季に向けてアピールしたいところ。
クレムソン大は、QB DJウイアガレライ(DJ Uiagalelei) が、オレゴン州立大学に移籍したことで、トゥルーフレッシュマン(true freshman=レッドシャツを着たことがない超有望新人)であるQBケイド クラブニク (#2 Cade Klubnik) が先発
濃厚。来年はQBケイドが主力ということでしょう。
2022年クラス(2022年入学組)のトップQBであるケイドの実力に注目です。
すでに来シーズンへの戦いははじまっています。。
②【シュガーボウル】
No.5 アラバマ大 VS.No.9 カンザス州立大
2023NFLドラフトで上位指名見込みのトップ選手たちのほとんどが、
CFPでないボウルゲームの不参加を宣言している中、
アラバマ大QBブライス ヤング(#9 Bryce Young)とEDウィル アンダーソン ジュニア(#31 Will Anderson Jr.)は出場を宣言しました。
ファンとしては嬉しいですが、怪我なく試合を終えてほしい思いも…
試合はRBデュース ヴォーン(#22 Deuce Vaughn)対アラバマ大のランディフェンスに注目。
デュース ヴォーンは、2020年にトゥルーフレッシュマンでデビュー以来、過去3シーズンで10yd以上のランを99回記録。獲得ヤードは3,481ydを記録していて、今カレッジ最高のRBの1人です。
一方、アラバマ大は、ウィル アンダーソン Jr. を擁す、全米屈指のランディフェンスがどのように迎え撃つか。
何はともあれ、ブライス ヤングとウィル アンダーソン Jr. のアラバマ大での最後の勇姿に注目の試合。
③【コットンボウル】
No.10 USC(南カルフォルニア大) VS.No.16 テュレーン大
テュレーン大は今シーズンは歴史的なシーズンでした。1998年以来のカンファレンス チャンピオンシップを獲得しています。
ニューイヤーズシックスボウルに出場するのは1939年以来のこととなります。
テュレーン大に頑張ってほしいですが、その相手は、ハイズマンQBカレブ ウィリアムズ(#13 Caleb Williams)です。
試合は、USCのパスゲーム対テュレーン大のパスディフェンスに注目です。
チューレーン大が勝つためには、QBカレブ ウィリアムズをいかに抑えるかにあります。
ウィリアムズはパスプレーが崩れた時に特に力を発揮していて、プレーが崩れた後のパスによる獲得ヤードは658ydになります。
しかし、WRジョーダン アディソン(#3 Jordan Addison)とOLアンドリュー ボーヒーズ(#72 Andrew Vorhees)が怪我のためにコットンボウルでプレーしないため、シーズンのようにはプレーできないかも。
一方のテュレーン大、パスディフェンスは強力で、今シーズンは1プレーあたり、4.92ydしか許していません記録もあります。
もしかすると、UP SETあるかもです。
④【ローズボウル】
No.8 ユタ大 VS.No.11 ペンシルバニア州立大
ペンシルベニア州立大のQBショーン クリフォード(#14 Sean Clifford)は、獲得ヤードとタッチダウン数で、ペン州立大史上最高のパサーと言われ、4年間スターターを務めました。伝統のローズボウルを集大成としたいところでしょう。
試合はユタ大のランゲームとペン州立大のランディフェンスの対決に注目です。
ユタ大には絶対的なスターRBはいませんが、5人のバックスを効果的に使うシステムで今シーズンを勝ち抜いてきました。
タビオン トーマス(#9 Tavion Thomas)、マイカ バーナード(#2 Micah Bernard)、ジェイロン グローバー(#1 Jaylon Glover)、ジャクインデン ジャクソン(#3 Ja'Quinden Jackson)、そしてQBのキャメロン ライジング(#7 Cameron Rising)。
この5人の選手で60以上のキャリー、1,705ydを獲得しています。これはパワーファイブで4番目に多い数字です.
一方、ペン州立大ディフェンスのタックル失敗率は19%。はたしてペン州立大はユタ大のランプレーを抑えることができるのか。