日曜午後のカレッジフットボール

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「レッドシャツ」って何?

カレッジフットボールでよく見る「レッドシャツ」制度とは、
選手を練習生として1年間4回以上試合に出場させない(リーグによって異なります)代わりに、試合出場資格を一年温存させることができる制度です。

 

カレッジフットボールの選手は、基本的に4シーズンの出場資格しか持ちませんが、
この制度を利用すると、例えばFreshMan(大学1年生)は1年間は練習生として体づくりやチームの戦術理解に専念させることができるのです。

 

これにより、例えば絶対的スターQBを抱えるチームに、
超有望な新人QBが入ってきた場合、新人QBはレッドシャツを着せることで、
少なくとも1年間は出場資格を無駄にせずに育てることができます。

 

ちなみに「redshirt-freshman」とは、「選手としては1年生の大学2年生」、「redshirt-sophomore」とは、「選手としては2年生の大学3年生」ということです。

「true-freshman」は、レッドシャツを着たことのない本当の1年生であり出場しているtrue-freshmanがいたらその選手は高い能力を持つ選手と言えます。

 

また、「メディカルレッドシャツ」という制度もあって、ACL断裂などの大怪我を負ってしまった選手に対し、そのシーズン出場の記録は無効にして「レッドシャツ」選手扱いにするという救済制度があります。

 

NFLドラフト関連の記事を見ていると、「アーリーエントリー(early entry)」という言葉が出てきます。
これはNFLドラフトのエントリーにおけるルールで「大学で3シーズン以上プレイまたは大学に3年以上在籍した選手がドラフトにエントリーできる」というもの。