日曜午後のカレッジフットボール

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2分でわかる Week11見どころ

College football 2022年シーズンは、スケジュールの4分の3を終えましたが、プレーオフの状況はまだまだ不透明。
Week11の注目カードについて、見どころをピックアップします。

No.7 ルイジアナ州立大 @ アーカンソー

もしルイジアナ州立大(LSU) 、がアーカンソー大に勝ち、No. 9のアラバマ大がNo. 11のに勝ったら、LSUはSECチャンピオンシップに進出します。 さらにもし、LSUがSECチャンピオンシップでNo.1ジョージア大に勝った場合、LSUはSECチャンピオンとしてカレッジフットボールプレーオフ(CFP)に選ばれる可能性があります。  

なにはともあれ、アーカンソー大に勝たなければ始まらないのですが、
アーカンソー大はパワーランキングで14位の決して侮ることができないチーム。さらにアーカンソー大のホームで試合は行われます。LSU、油断してると足元すくわれかねません。


注目点: アーカンソー大のランオフェンス vs. LSUのランディフェンス


ランプレーはアーカンソ大のオフェンスの基本で、実に攻撃の61.7%はランプレー。これは、パワーファイブで3番目に高い率です。 アーカンソ大のランプレーをLSUディフェンスが押さえこめるかに注目です。


■No.9 アラバマ大 @ ミシシッピ大(Ole Miss)

No. 7 LSUが今週負けた場合、この試合の勝者がSEC優勝争いに残る可能性があります。どちらも負けられない一戦。
Ole Missは、アラバマ大、アーカンソー大、ミシシッピ州立大との試合に勝つ必要がありますが、LSUがアーカンソー大またはテキサスA&M大のどちらかに負けたら、Ole MissはSECの優勝決定戦でNo.1のジョージア大と対戦。これに勝てば、Ole Missは1 敗の SEC チャンピオンとして確実にプレーオフの座を確保できます。
アラバマ大はOle Missとオーバーン大に勝ち、かつLSUがアーカンソー大またはテキサスA&M大両方に負けた場合、優勝決定戦でNo.1のジョージア大と対戦する可能性が高くなります。 

注目点: Ole Missのランオフェンス vs. アラバマ大のランディフェンス

Ole Missは 64.9% のプレーでランプレーを選択しており、パワー ファイブで最も高い率です。新人RBカンション・ジャドキンス(#4 Quinshon Judkins)がOle Missのランプレーを牽引しています。

アラバマ大ディフェンスがOle Missのランプレーを止めれらるか?ちなみにLSU戦では平均 7.1 ヤードを許しました。これは、2018年以来最悪の数字。

 

■No.25 ワシントン大 @ No.6オレゴン

week1でジョージア大に49-3の大敗の後、オレゴン大は8連勝を達成し、ランキングNo.6にまで復活。ファイナル4 も見えてきました。しかし残りの3試合の相手はNo.25 ワシントン大、No.13 ユタ大、オレゴン州立大で気が抜けない相手ばかり。 Pac-12優勝決定戦に進出したいところ。

注目点: 移籍QB対決

オレゴン大のボー ニックス(Bo Nix)は、オーバーン大での3年間はイマイチですがオレゴン大で復活して、パワー ファイブのQB中で 7 番目の成績。ハイズマン オッズでも4位タイです。

インディアナ大からワシントン大に移籍したマイケル ペニックス Jr. (Michael Penix Jr. )は、3,232 ヤードのパス獲得ヤードを誇ります。移籍で著しい成長を続ける2人のQB対決に注目です。


■No.4 テキサスクリスチャン大 @ No.18 テキサス大

現在無敗のチームは4つ。ジョージア大、オハイオ州立大、ミシガン大、そしてテキサスクリスチャン大(TCU)です。TCUの無敗は多くの人驚かせています。84 年ぶりの全米チャンピオン達成できるか?

注目点: TCUのオフェンスライン vs. テキサス大のディフェンスライン

モロ・オジョモ(#98 Moro Ojyomo)、バイロン・マーフィー II(#90 Byron Murphy II)、ケオンドル・コバーン(#99 Keondre Coburn)、トゥヴォンドル・スウェット(#93 T’Vondre Sweat)を擁すテキサス大のディフェンスラインは超強力。TCUはなんとかこのDLのラッシュを抑え込んで、マックス・ダガン(#15 Max Duggan)–クエンティン・ジョンストン(#1 Quentin Johnston)のホットラインを繋げたい。