日曜午後のカレッジフットボール

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1分でわかる 2022年ハイズマン賞 受賞はだれだ?

USCのQBカレブ ウィリアムズ(#13 Caleb Williams)が、
ハイズマン賞受賞の最有力候補となっています。

 

USCはWEEK13でノートルダム大に38-27で勝利。

この試合でウィリアムズは4TDを記録。ウィリアムズは襲いかかるノートルダム大ディフェンスのパスラッシュに冷静に対処。スクランブルからタックルをかわしてTDをとってしまう運動能力がとにかくスゴイ。

ウィリアムズの今シーズンの記録は、パス獲得ydは3,480yd、ラン獲得ydは316ヤード、タッチダウンは40回を記録しています。

 

ハイズマン候補のもう一人の本命、オハイオ州立大のQB C.J ストラウド(#7 C.J. Stroud)は、ミシガン大に敗戦。自身も2インターセプトを喫しています。
オハイオ州立大はカンファレンスチャンピオンシップ出場はないので、ストラウドは自宅でTV観戦しつつ、ウィリアムズの大失敗を祈るしかありません。。。

ストラウドのこの状況は、ウィリアムズにとっては追い風となっていて、
12月2日のカンファレンスチャンピオンシップでもアピールできれば、もう確定でしょう。

 

ちなみに、ウィリアムズがハイズマン賞を受賞すると、
リンカーン ライリー(USCのヘッドコーチ)の育成で受賞した3人目のQBとなります。オクラホマ大ヘッドコーチ時代、教え子だったベイカー メイフィールド(ブラウンズ→パンサーズ)、カイラー マレー(カージナルス)がハイズマン賞受賞。
両者はその後のNFLドラフトで全体1位指名を受けています。

 

ウィリアムズの未来はきっと明るい⁉︎
ハイズマン賞は12月10日に、決定します。

2分でわかる WEEK13の寸評

カレッジフットボールのレギュラーシーズン最終週も波乱の週となりました。
Week13のポイントをざっくり解説します。

 

ジョージア大とミシガン大がプレーオフの出場権を確保

No.1 ジョージア大は、ジョージア工科大37-14で下し、首位を獲得。
12勝0敗でSECチャンピオンシップでLSUに負けたとしても、CFP出場は確定です。
No.3 ミシガン大はオハイオ州立大に45-23で勝利。連続勝利は2000年以来初めて。ジョージア大と同様に、ミシガン大はBIC10チャンピオンシップでパーデュー大に負けたとしても、CFP出場は確定。

 

 

●テキサスクリスチャン大(TCU)と南カルフォルニア大(USC)はあと1勝が必要

TCUとUSCはそれぞれのカンファレンスチャンピオンシップで勝てばCFPへの出場権を得られます。

無敗のNo.4 TCUはCFP出場のために、ビッグ12チャンピオンシップでカンザス州立大への勝利が絶対条件。

Week8では、38-28で逆転勝利しているものの、楽に勝てる相手ではありません。

No.6 USCもPac12優勝でNo.14 ユタ大に勝って優勝することが絶対条件。

ユタ大は今シーズンUSCに勝利している唯一のチームです。

今シーズンのハイズマン賞候補に名を連ねるUSCのQBカレブ ウィリアムズ(#13 Caleb Williams)のプレーも注目。

 

 

オハイオ州立大はTCUとUSCの敗戦待ち


オハイオ州立大学は、CFP出場の可能性がありますが、カンファレンスチャンピオンシップに出場はできません。

11勝1敗のオハイオ州立大がCFPに出場するには、TCUとUSCの両方か、どちらかが負ける必要があります。

 

 

●No.5 LSUはテキサスA&M大に38-23で敗れ、5勝7敗で敗戦。


LSU自慢のランディフェンスは、

テキサスA&M大RBデボン アケイン(#6 Devon Achane)を中心にしたランプレーにより崩壊。

3敗を喫したLSU、SECチャンピオンシップでジョージア大に勝ってもCFPに出場することはできなくなりました。

 

 

サウスカロライナ大が、2週連続でCFP出場候補に勝利。オレゴン大は3敗目で終戦

 

Week12でテネシー大に大勝。今週もN0.8のクレムソン大に31-30勝利。

クレムソン大のQB DJウイアガレライがのパス攻撃が不発。クレムソン現在10勝2敗で、AACチャンピオンシップで優勝して、新年のボウルゲームには出場したい。

No.9のオレゴン州大はライバルのNo.21のオレゴン州立大に38-34でまさかの逆転負け。3負を喫し、Pac12チャンピオンシップにも出場できなくなりました。終戦


来週は、カンファレンスチャンピオンシップです!
TCUとUSCの試合に注目!

2分でわかる Week13見どころ

2022レギュラーシーズンの最終週となるweek13。


最大の注目試合はNO.2 オハイオ州立大 VS NO.3 ミシガン大。
この試合の結果はCFPに大きく影響します。

NO.6 UFCはNO.15 ノートルダム大に勝って、
CFP出場への希望を残したいですが、今シーズンも厳しいゲームとなる見込みです。

week13の注目試合と観戦のポイントを紹介します。

YouTube配信は日曜午後あたりから(僕が配信するわけではないけれど)今週はW杯も合わせて楽しみたい!ビールとおつまみの準備を!


■No.3 ミシガン大 @ No.2 オハイオ州立大

今年最大のビッグマッチとなるこの試合。

勝者はCFPへの出場が決定しますが、敗者はテキサスクリスチャン大(TCU)や南カルフォルニア大(USC)の勝敗によって出場の可能性が変わってきます。

カレッジフットボール最高のライバル関係であるとともに、CFP出場のためにも絶対に負けられない戦い。

ポイントは先週のイリノイ大戦で右ひざを負傷したミシガン大のスターRBブレイク コルム(#2 Blake Corum)の復調がカギ。


サウスカロライナ大 @ No.8 クレムソン大

先週、サウスカロライナ大はテネシー大に63-38で大勝で、テネシー大はCFP出場から脱落。クレムソン大は、条件次第でCFP出場の可能性はありますが、この試合の勝利が絶対条件です。

サウスカロライナ大QBスペンサー・ラトラー(#7 Spencer Rattler)は、昨シーズンにオクラホマ大から転校。今シーズンの成績はイマイチですが、Week12のテネシー大戦では大活躍。クレムソン大でも活躍できるか。


■ No.9 オレゴン大 @ No.21 オレゴン州立大

オレゴン大は勝てばPac12のチャンピオンシップに出場が決定。負ければNo.12 ワシントン大、No.12 ユタ大にチャンスが出てきます。
この試合のポイントは、オレゴン大はのRBバッキー アーヴィング(#0 Bucky Irving)を中心にしたランゲームにオレゴン州立大のディフェンスが対応できるにあります。Pac12今シーズン最多の8タックルを記録している、DLジェームス・ロールズ(#52 James Rawls)に注目。


■ No.15 ノートルダム大 @ No.6 南カルフォルニア大(USC)

USC史上初のCFP出場を目前にして、強敵に臨みます。負ければCFPへの出場への望みが断たれます。
対戦のポイントは、USCのオフェンスライン対ノートルダム大ディフェンスのパスラッシュです。

USCのパス攻撃時にQBへのヒットを許したのはわずか1.3%。屈強なオフェンスライに守られたQBカレブ・ウィリアムズ(#13 
Caleb Williams)は、国内で最高の平均スロー時間(3.29 秒)を持っています。

ノートルダム大のパスラッシュは強力で、LBジャック・カイザー(#24 Jack Kiser)とEDアイザイア・フォスキー(#7 Isaiah Foskey)に注目。フォスキーはNFLドラフト候補です。

2分でわかる WEEK12寸評

WEEK12 今週も期待を裏切らない試合ばかりでした。CFP進出候補は上位4チームはいずれも勝利しましたが、辛勝が多く、ジョージア大の強さが目立ったように感じます。

ただ見たい試合は横綱相撲でなく、最後まで勝敗がわからないような、ドキドキするような展開の試合なのです。

 

WEEK12のポイントは下記になります。

 

■テキサスクリスチャン大(TCU)のシンデレラストーリーは続く

No.4 TCUはベイラー大に29-28で劇的勝利。ラスト20秒は鳥肌もの。これてCFP進出まであと2つ。

ツノガエルが実際にどれほど優れているかはよくわかりません。でも勝てばいいんです!勝てばベスト4に入るに値するという事実に異議を唱える人はいないのです。

 

テネシー大のシンデレラストーリーは終焉

No.5 テネシー大はNo.13サウスカロライナ大に63-38で大敗、2敗目。CFP進出は無くなりました。残念。

さらに、ハイズマン候補のQBヘンドン フッカー(#5 Hendon Hooker)が4Qにひざに重傷を負った情報あり。

 

■来週はBIC10の横綱対決No.3 ミシガン大 @ No.2 オハイオ州立大

今シーズン最大の注目ゲームになりました。こちらはオハイオ州立大が有利か。
ミシガン大はイリノイ大に残り数秒の逆転フィールドゴールで19-17で勝ちましたが、主力のRBブレイク コルム(#2 Blake Corum)は、2Qに足を怪我した模様。その後はキャリーを1回しか受けません。

オハイオ州立大はRBダラン ヘイデン(#5 Dallan Hayden)の活躍で43-30勝利。

 

WEEK13はNo.3 ミシガン大 @ No.2 オハイオ州立大に最注目です。
ミシガン大RBのブレイク コルムの早期回復を願います…

2分でわかる Week12見どころ

カレッジフットボール 2022シーズン week12は、
負けが許されないプレーオフ進出候補チームの気が抜けない試合が続きます。
快進撃が続くツノガエル(TCU)は今週はベイラー大でのロードゲーム。全勝キープできるか… Week12の注目の試合は5試合、見どころをピックアップします。

 

イリノイ大 @ No.3 ミシガン大

week13でCFPへの出場をかけたオハイオ州立大との大一番を控えたミシガン大。
ビックマッチを前に今週は無難に勝ちたいところ。

スターランニングバックとエリートディフェンスを擁す両チーム。
ミシガン大のRBブレイク コルム(#2 Blake Corum)と、
イリノイ大のRBチェイス ブラウン(#2 Chase Brown)のランゲーム対決に注目です。


■ベイラー大 @ No.4 テキサスクリスチャン大(TCU)

学校史上初のプレーオフ出場を狙うTCU。
あと3勝でCFP出場というシンデレラストーリーが実現します。

好調のベイラー大RBリチャード リース(#29 Richard Reese)のランプレーを
TCUディフェンスが抑え込めるかに注目。


■No.1 ジョージア大 @ ケンタッキー大

ジョージア大の勝利よりも、ケンタッキー大QBウィル・リーバイスに注目。
この試合はウィル・リーバイスがその実力を証明する機会と見るべき。

なぜならウィル・リーバイスは、アラバマ大のQBブライス ヤング(#9 Bryce Young)やEDウィル・アンダーソン・ジュニア(#31 Will Anderson Jr.)と並ぶ、
2023年ドラフトの有望選手であるからです。


■No.7 南カルフォルニア大(USC) @ UCLA

そしてUSCがUCLAに勝てばPac-12チャンピオンシップへの出場決定。
さらに全勝でシーズンを終われば、CFP出場候補の可能性も残っていて、USCは絶対に負けれません。

カレッジフットボールで最高の攻撃ラインに与えられる、ジョームーア賞の有力候補といわれるUSCオフェンスラインが、
UCLAのパスラッシュを抑え込めるが勝敗の分岐点となるでしょう。
UCLAのED、ライアトゥ ラトゥ(#15 Laiatu Latu)とグレイソン マーフィー(#12 Grayson Murphy)とガブリエル マーフィー(#11 Gabriel Murphy)兄弟のパスラッシュにも注目したい。


■No.10 ユタ大 @ No.12 オレゴン

この試合に勝ったチームがPac-12チャンピオンシップへの出場にグッと近くなります。
試合のポイントは先週ワシントン大戦で右足を負傷した、
オレゴン大のスターQBボー ニックス(#10 Bo Nix)が復活できるかどうか。

復活できない場合は超高校級フレッシュマンQBタイ トンプソン(#13 Ty Thompson)が出場とも(ただ、今シーズンはあまり活躍していないようです…)。

 

 

さてさて、今週はどーなるか? 
試合は日曜午後から随時YouTubeでアップされます!(僕がアップするわけではないけど…)

2分でわかる Week11寸評

今週もすごい試合ばかりでした。試合はYouTubeでチェックしてもらうとして、
Week 11を終えた現時点での、主なポイントを超ざっくり解説します。

 

 

■テキサスクリスチャン大(TCU)がNo.4維持。アラバマ大とOle MissがCFPから脱落

 

TCUはNo. 18テキサス大に17-10で勝利。No.4を維持してます。もしかしたら、このままCFP行っちゃうかも。 LSUがアーカンソー大に13-10で勝利。アラバマ大が30-24でOle Missに勝利した結果、アラバマ大とOle MissのCFP選出が完全になくなりました。 アラバマが招待されないのは、CFPの発足後2回目。2敗するとCFPにはまず出られないのです…

 

■USC、PAC-12から久々のCFP進出なるか?

PAC-12所属のプレーオフ進出候補、オレゴン大、USC、UCLAの3校。 No.8 USCは、コロラドに55-17勝利。
が、No.6 オレゴン大は、ホームでNo.25 ワシントン大を迎え撃つも、27-34で破れる。
No.12 UCLAもホームゲームでアリゾナ大に28-34で敗れたため。USCのみが1敗をキープ。USCはこのまま勝ち続けCFP進出を狙いたいが、もしCFPに進出できなかったら、
Pac-12のチームは6年連続でCFPに出場できないことになります。

 

今週はこんなところです。

2分でわかる Week11見どころ

College football 2022年シーズンは、スケジュールの4分の3を終えましたが、プレーオフの状況はまだまだ不透明。
Week11の注目カードについて、見どころをピックアップします。

No.7 ルイジアナ州立大 @ アーカンソー

もしルイジアナ州立大(LSU) 、がアーカンソー大に勝ち、No. 9のアラバマ大がNo. 11のに勝ったら、LSUはSECチャンピオンシップに進出します。 さらにもし、LSUがSECチャンピオンシップでNo.1ジョージア大に勝った場合、LSUはSECチャンピオンとしてカレッジフットボールプレーオフ(CFP)に選ばれる可能性があります。  

なにはともあれ、アーカンソー大に勝たなければ始まらないのですが、
アーカンソー大はパワーランキングで14位の決して侮ることができないチーム。さらにアーカンソー大のホームで試合は行われます。LSU、油断してると足元すくわれかねません。


注目点: アーカンソー大のランオフェンス vs. LSUのランディフェンス


ランプレーはアーカンソ大のオフェンスの基本で、実に攻撃の61.7%はランプレー。これは、パワーファイブで3番目に高い率です。 アーカンソ大のランプレーをLSUディフェンスが押さえこめるかに注目です。


■No.9 アラバマ大 @ ミシシッピ大(Ole Miss)

No. 7 LSUが今週負けた場合、この試合の勝者がSEC優勝争いに残る可能性があります。どちらも負けられない一戦。
Ole Missは、アラバマ大、アーカンソー大、ミシシッピ州立大との試合に勝つ必要がありますが、LSUがアーカンソー大またはテキサスA&M大のどちらかに負けたら、Ole MissはSECの優勝決定戦でNo.1のジョージア大と対戦。これに勝てば、Ole Missは1 敗の SEC チャンピオンとして確実にプレーオフの座を確保できます。
アラバマ大はOle Missとオーバーン大に勝ち、かつLSUがアーカンソー大またはテキサスA&M大両方に負けた場合、優勝決定戦でNo.1のジョージア大と対戦する可能性が高くなります。 

注目点: Ole Missのランオフェンス vs. アラバマ大のランディフェンス

Ole Missは 64.9% のプレーでランプレーを選択しており、パワー ファイブで最も高い率です。新人RBカンション・ジャドキンス(#4 Quinshon Judkins)がOle Missのランプレーを牽引しています。

アラバマ大ディフェンスがOle Missのランプレーを止めれらるか?ちなみにLSU戦では平均 7.1 ヤードを許しました。これは、2018年以来最悪の数字。

 

■No.25 ワシントン大 @ No.6オレゴン

week1でジョージア大に49-3の大敗の後、オレゴン大は8連勝を達成し、ランキングNo.6にまで復活。ファイナル4 も見えてきました。しかし残りの3試合の相手はNo.25 ワシントン大、No.13 ユタ大、オレゴン州立大で気が抜けない相手ばかり。 Pac-12優勝決定戦に進出したいところ。

注目点: 移籍QB対決

オレゴン大のボー ニックス(Bo Nix)は、オーバーン大での3年間はイマイチですがオレゴン大で復活して、パワー ファイブのQB中で 7 番目の成績。ハイズマン オッズでも4位タイです。

インディアナ大からワシントン大に移籍したマイケル ペニックス Jr. (Michael Penix Jr. )は、3,232 ヤードのパス獲得ヤードを誇ります。移籍で著しい成長を続ける2人のQB対決に注目です。


■No.4 テキサスクリスチャン大 @ No.18 テキサス大

現在無敗のチームは4つ。ジョージア大、オハイオ州立大、ミシガン大、そしてテキサスクリスチャン大(TCU)です。TCUの無敗は多くの人驚かせています。84 年ぶりの全米チャンピオン達成できるか?

注目点: TCUのオフェンスライン vs. テキサス大のディフェンスライン

モロ・オジョモ(#98 Moro Ojyomo)、バイロン・マーフィー II(#90 Byron Murphy II)、ケオンドル・コバーン(#99 Keondre Coburn)、トゥヴォンドル・スウェット(#93 T’Vondre Sweat)を擁すテキサス大のディフェンスラインは超強力。TCUはなんとかこのDLのラッシュを抑え込んで、マックス・ダガン(#15 Max Duggan)–クエンティン・ジョンストン(#1 Quentin Johnston)のホットラインを繋げたい。